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硫黄島(いおうとう)視察記
 去る1月21日、22日の両日、硫黄島視察に行ってきた。硫黄島は1543年(天文12年)スペイン人によって発見され、英国のキャプテン・クックの部下ゴアが1784年の太平洋探索時にこの島を認め、サルファー・アイランド(硫黄島)と命名したらしい。
 硫黄島と書いて「いおうじま」または「いおうとう」と呼称されてきたが、現在では「いおうとう」が正式な表記となっている。ただし、アメリカにおいては「Iwo Jima(イオージマ)」の名称が継続されている。この島がアメリカ海兵隊にとって、第二次世界大戦中最大の激戦だった記念地だからであろう。
 
 硫黄島視察に出かけた理由は、昨年11月に党として米軍普天間飛行場の移設候補先にグアムと硫黄島を決め、官邸、外務省、防衛省に提言をしてきた事情がある。社民党は、昨年8月の政権交代選挙で、普天間飛行場について即時閉鎖・返還と「県外・国外」への移設をマニフェストに明記して闘った。連立政権合意においても「沖縄の基地負担軽減」が明記されている。
 普天間飛行場については、その後大きな政局となり、現在では連立3党間で沖縄基地問題検討委員会が設置され、本年5月を目途に移設先を決めようとしている。そのうえで、2月の第2週を目途に3党から移設案を持ち寄ることになっている。そのような状況の中で、この目で硫黄島現地を確かめたいと思い、山内徳信参議院議員と共に視察に出かけたのである。
 
 硫黄島視察、正確には海上自衛隊硫黄島航空基地隊の視察である。視察は厚木基地から航空自衛隊のC-130輸送機に乗り込んで片道2時間40分、1,260Kmの飛行であった。硫黄島を視察しての率直な私の感想は次のとおりである。

 第1点に、硫黄島は単に自衛隊のみが駐屯している無人島ではなく、今なお火山活動(隆起活動)を続ける「生きている島」、いわば「揺れている島」である。そのために滑走路のひび割れ、歪みが激しい。頻繁に補修工事を余儀なくされ、維持管理コストが莫大にかかる。視察時には島内のあちこちで火山活動の噴煙を確認した。隆起活動が激しく、潮流が速いこともあって岸壁(軍港)の建設も不可能だ。
 第2点に、ライフライン(水・電気・ガス)の確保が非常に困難である。水は滑走路に溜まった雨水を貯水のうえ、浄水して使用している状態だ。電気はディーゼル発電であり、ガスは本土からプロパンガスボンベを輸送している。通信機能も乏しく、携帯電話やインターネットはもちろん繋がらない。自衛隊業務用のネット回線だけは繋がっているが、回線数は少なく容量も極めて小さい。メールを送るのに半日かかることもあるという。隊員はプライベートで公衆電話を利用しており、FAX1枚送るのも一苦労だ。
 第3点に、戦死者の遺骨と不発弾が、今なお島中に眠っており、いわゆる戦後処理が済んでいない。海兵隊が移駐しても、その家族が暮らせる生活環境にはない。
 第4点に普天間飛行場の訓練機能のみの移転についても困難である。硫黄島やその周辺には地上訓練できる島がないのだ。

 大筋、以上の理由により、普天間飛行場を硫黄島へ移設させることは極めて困難である、との結論に至った。よって、来週早々の党PTでは、社民党して先に決定した硫黄島移設案を取り下げるよう提案したいと考えている。


摺鉢山噴煙
島内あちこちで噴煙が確認される(摺鉢山頂上より)

滑走路視察
山内議員とともに滑走路の歪みを確認

滑走路ひび割れ&歪み
隆起活動によって滑走路がひび割れ、歪む

P1220144.jpg
断層になっているのがはっきりとわかる

遺骨収集跡
遺骨収集時に掘り起こされた遺品や銃剣、手榴弾

P1220178.jpg
戦中、仏具師の日本兵が彫ったとされる銃弾で穴だらけの観音像。戦争の爪痕だ。

P1220184.jpg
硫黄島の海上自衛隊、陸上自衛隊の皆さんと(C-130輸送機前)

P1210002.jpg
機中にて

runking.gif
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