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爆音を裁き国を撃つ 2万2058人の原告 ―第3次嘉手納爆音差止め裁判―
 4月28日は、ウチナーンチュとして長く「屈辱の日」として記憶され、闘われてきた。1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効により、日本はまがりなりにも独立を達成したが、同条約第3条により、沖縄は日本本土から施政権が分断され、アメリカの軍事支配下におかれた。「4.28」はその意味でウチナーンチュにとって「屈辱の日」であり、復帰闘争の「記念日」でもあった。

 アメリカの軍事支配下の沖縄は、政治的自由や基本的人権が保障されず、ウチナーンチュの尊厳が否定される毎日であった。アメリカの軍事支配と膨大な米軍基地の存在に「天皇メッセージ」が深く関わっていた事は、その後に知る事となった。

 2011年4月28日は、未曾有の東日本大震災で尊い命を失った方々の「四十九日忌」(シンジュークニチ)であった。同時に「4.28」のこの日、沖縄で日米両政府の違法と不作為を告発する新たな闘いの「狼煙(のろし)火」が上がった。その「狼煙火」とは、極東最大の空軍基地嘉手納の周辺住民2万2058人(7489世帯)が原告となって被告国に対し、夜間(19時)・早朝(7時)の軍用機の飛行差止めと、過去、将来分の慰謝料等を求め那覇地裁沖縄支部に提訴された「第3次嘉手納爆音差止め裁判」である。

新川秀清原告団長、池宮城紀夫弁護団長らと入廷
新川秀清原告団長、池宮城紀夫弁護団長らと入廷
爆音を裁き日米両政府を撃つ
爆音を裁き日米両政府を撃つ!

 私は、2万2058人の原告の一人として提訴に立会い、終了後に午後からの本会議に間に合わせて上京した。「嘉手納爆音差止め訴訟」の第1次は、復帰10年の節目の1982年であった。当時、私は弁護団の一員であった。第1次訴訟は、提訴前の準備を含めて18年間を要した。2000年の第2次訴訟提訴以降は、家族ぐるみで闘ってきた。第1次提訴の頃、私は、裁判の意義について「爆音を裁き国を撃つ」と表現した。私は、嘉手納基地のフェンスから約4キロのうるま市赤道(旧具志川市)に住んでいる。嘉手納基地から曝露される“音”は、“騒音”のレベルを越え、実態として“殺人的爆音”であると、この間、法廷や国会内外で強く訴えてきた。“殺人的爆音”というのは、抽象的なものではない。「無形の暴力」であり、人間の聴力限界のものであるのだ。

 第1次、第2次の裁判を通じて司法は爆音を違法と断罪した。だが、住民らが切実に求める夜間・早朝の飛行差止めは認めていない。いわゆる「第三者行為論」という珍妙な屁理屈と法理論を駆使して、爆音をまき散らす米軍の運用を擁護するばかりだ。1996年に日米両政府が締結した騒音防止協定も全く守らない。

 今日の提訴集会で、私は次のような事を述べた。(1)弁護団と協力して、スピーディーな立証活動で勝訴しよう。(2)突発性難聴、慢性難聴、高血圧、胃腸障害などの健康被害を司法認定させよう。(3)第三者行為論を打ち破ろう。(4)違法な爆音を放置する日米両政府を撃っていこう・・・等と。

 原告の数2万2058人、過去分の慰謝料だけでも450億円を超える超マンモス裁判である。第1次の時は、10名足らずの弁護団であったが、第3次は40名の最強弁護団である。第1次訴訟は、世帯主中心、男性中心の原告団であったが、第3次は嘉手納町の人口の3人に1人が原告に加わった。家族ぐるみの原告も多くなった。提訴集会で第1次訴訟以来の多くのお年寄りに会った。生きている限り、爆音源が撤去され、静かな暮らしを取り戻すまで闘い続ける覚悟である。

2011年4月28日

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