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浜松基地自衛官人権裁判勝訴!-自衛官の人権と尊厳を守れ-
 航空自衛隊浜松基地内での先輩隊員Nの暴行、暴言等のいじめ(いわゆるパワーハラスメント)による自殺事件で国の責任を問う「浜松基地自衛官人権裁判」の判決言い渡しが7月11日、静岡地裁浜松支部であった。自殺した自衛官Sの遺族ら原告側が勝訴した。

入廷
原告、弁護団で入廷

 私は、自衛官Sの自殺直後に相談を受け、「国を被告として損害賠償請求事件を提訴し、国と先輩隊員の責任を追及すべきである」とSの両親を説得した。その責任もあり、弁護団の一人に名を連ねていた。自衛官のいじめ自殺訴訟に関しては、この間の国会審議でも自衛隊=国の責任を問い、北沢防衛大臣に直接遺族の心情を訴える面談の機会もつくってきた。

 昨日の判決で静岡地裁浜松支部の中野琢郎裁判長は、自殺した自衛官Sが先輩隊員Nから業務上のミスを口実に素手や工具で殴られるなどの暴行を受け、「死ね」「五体満足でいられなくしてやる」「反省文100枚を書くか、辞表を出せ」などと暴言を浴び、指導の名の下に執拗なパワーハラスメントを受けていたこと、その結果として自殺へと追い込まれた事実を認定した。
 
 判決は、いじめ等のパワーハラスメントと自殺との相当因果関係を認め、国家賠償法に基づく被告国の損害賠償責任を認めた。残念ながら、いじめた先輩隊員Nの個人責任は認められなかった。
 なお、判決では、被告国の過失相殺の主張(自殺したSの仕事上のミスや生活上のストレスなどの過失)については全面的に退けた。

 「浜松自衛官人権裁判」での原告遺族らの請求は約1億1千万円、昨日の判決では約8,015万円が認容された。訴訟提起後、自殺したSの労災が認定されたので、その分、請求額から減額されたのである。

 一方、弁護団が主張した国の安全配慮義務違反は認められなかったのは残念だ。残念というより、裁判所は国の安全配慮義務の有無についての明確な判断を回避した。その点不満は残る。
 
 私は、若干の不満は残るが、ほぼ全面勝訴と判断する。画期的な判決だ。
 困難な裁判をリードした塩沢忠和弁護団長をはじめ弁護団各位、勇気を持って提訴のうえ、Sの無念を晴らし、自衛隊内における「いじめ」根絶のために立ち上がった原告遺族、裁判闘争を支え、応援した「支える会」の皆さんには、心から敬意を表し、感謝を申し上げたい。
 
 被告国=自衛隊は、判決を厳粛に受け止め、控訴を断念すべきである。

 実は、昨日の判決を勝ち取るまでには、護衛艦「さわぎり」で自殺に追い込まれた自衛官Hの母親(国を被告として長年裁判を闘い、福岡高裁で全面勝訴が確定)の涙ぐましい努力と連帯があった。
 Sの自殺を知った護衛艦「さわぎり」の自衛官Hの母親は、Sの父親が沖縄出身の元自衛官だと知り、沖縄の私の法律事務所を一緒に訪ねてきた。それがSの両親と私との初めての出会いであった。提訴を勧める私に、Sの両親は相当に迷っていた。

 護衛艦「さわぎり」の自衛官Hの母親は、護衛艦「たちかぜ」(横浜地裁で一部のみ勝訴、現在東京高裁に係属中)の遺族も励ましており、今日では自衛隊内におけるいじめ等のパワハラ自殺を根絶する運動が全国的に拡がっている。自衛隊内に「軍事オンブズマン制度」を創設せよ、との運動の輪も確実に拡がっている。
 
 私も一人の国会議員として、弁護士として自衛隊内における自衛官の人権と尊厳を守るために闘い続けるつもりだ。

2011年7月12日 11時10分


勝訴002
ほぼ全面勝訴!国は控訴するな!

P7110082.jpg
言い渡し後の判決報告集会で挨拶=地裁浜松支部そばの弁護士会館にて


runking.gif
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