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照屋寛徳 社民党・衆議院議員 沖縄2区
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具中物語 -その4-
 私が政治に興味と関心を持ったのは、兼原小学校卒業間際の1958年2月22日であった。十年一昔、50年以上も前の出来事なので、月日は記憶違いかもしれない。卒業式の直前であったことは鮮やかに覚えている。
 その日、兄の寛治に誘われて安慶名に映画を観に行く途中のバスの中でハプニングは起こった。兼原小前からバスに乗ったのだが、次のバス停の平良川に着く前に突如バスがストップした。ストップというより、止められたのだ。突如として。制服を着用した警官とMPが乗り込んできた。
 一瞬、何が起こったのか?と驚いた。乗り合わせた大人達の話で「平良川で民連の演説会がある。セナガ カメジローがバスに乗ってないか調べているらしい」ことが判った。民連とは?セナガとは?何故MPまで出動し、バスを止めるんだろう?すぐに、興味は映画から演説会に移り変わった。ウトゥルサムンヤ ミーブサムンだ(恐いものは見たいものだ)という言葉どおり、ウチナーンチュのDNAが働いたらしい。
 兄・寛治と共に平良川で途中下車する。旧具志川村(当時)の役所前広場で、裸電球の下演説会が開かれ、大勢の人が集まっていた。又吉一郎氏、久高将憲氏、松島朝永弁護士らが熱弁をふるっていた。親父の寛栄は、ヒンスーハルサー(貧乏農民)で民連の支持者だった。日常的に親父や隣近所の大人達の会話から、アメリカの軍事支配下で闘う民連に子供心ながら親近感を持っていた。その日、セナガ カメジローの演説を聴いたかどうかは記憶が定かでない。演説会の終わり近くになり、反対派が押しかけてきた。どうやら「民連はアカだ」と喚いている。「アカ」という言葉も初めてだった。
 その日聴いた又吉一郎氏、久高将憲氏、松島朝永弁護士らの演説は、胸を打った。翌月、具中に入学し、民連の演説会があると知るや、自転車に乗って聴きに行った。民連とは、正式には「民主主義擁護連絡協議会」である。1957年12月12日に政治結社として発足し、基地反対、祖国復帰、四原則貫徹が主な政治綱領である。
 民連はブームとなり、理不尽な米軍支配に抵抗する政治勢力として、住民の支持を集めた。2月22日の演説会で久高将憲氏が立法議員選挙への立候補を表明した。1958年3月16日執行の第4回立法議員選挙で民連は第8区(旧具志川村)の久高将憲氏ら5人が当選している。
 久高将憲氏は”具志川シプー”という愛称で親しまれ、人望のある人格者だった。特に、当時の農民から絶大な支持を集めた。私は1958年2月以降、中・高校時代にかけて熱烈な支持者になった。支持者といっても選挙権もないので、むしろマインド・コントロールされた信奉者に近かったのだろう。
 具中3年生の時、政治経済研究クラブを創った。正式な部活動だ。中村校長と談判して新設クラブとして認めてもらい、顧問には社会科担任の横田裕之先生が就任した。先に書いた学級担任の新屋武雄先生から聞いた。60年安保闘争の影響だったのか、具中に民連議員の5人を呼んで、時局演説会を校庭で開いた。私が部長の政治経済研究クラブの主催だ。久高憲将氏に頼み込んで実現した。時局演説会は多くの生徒、教師が聴いていた。
 後で顧問の横田裕之先生に聞いた話によると、時局演説会の開催を認めるかどうかで職員会議はもめたらしい。この時も中村校長が大らかな態度で”認める”との英断を下したそうだ。弁護士となり、県会議員になって判ったのだが、中村光誠氏は熱心な社大党支持者だった。いや、正確には革新支持者だった。
 私は高校生になっても制服を着け、麦わら帽子を被り、堂々と久高将憲氏の選挙を手伝った。だが、復帰を契機に久高氏が日本共産党に移ったので、政治的立場を異にした。
 多くのヒンスーハルサーの久高ファンが離れた、と聞かされたのは、県会議員に初当選した後のことであった。

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